2017/08/05 17:02
地味なプロダクトですけれど、笑。
台所仕事になくてはならないモノをご紹介します。
この丸網は京都の老舗「辻和金網」の職人がひとつひとつ丁寧に製作されたもの。
太いステンレスを使っていて、網目も細かくて(1cm角)丈夫です。
サイズは直径16cmと19cm。
丸網は100円ショップでも売られていますが、素材は亜鉛めっき。1度使ったら捨てるような代物です。
安価の丸網は針金(鉄)に亜鉛めっきしたもので、すぐに錆びてしまいます。がんばって使っても数回が限度ですね。
辻和金網の丸網はこれと似て非なるもの...。
私はずっとこの丸網を使っています。
錆びないし、へたばらない。
火が当たるところは当然、変色しますけれど、ステンレス自体に損傷は全くありません。
では、いったい丸網は、台所でどんな働きをしてくれるのでしょう。
この丸網の使い方をご紹介します。
我が家での実際の使い方です。
1. 蒸す
しゅうまい、中華まん、おやき、野菜など...。
普通の鍋を蒸し器にするときに丸網を使います。
鍋底に小皿を入れて網をのせ、水を張って使います。(画像左)
土鍋を使って蒸すこともできます。
土鍋に網をのせて、熱湯を入れます。シートや白菜などの葉っぱをのせて食材を蒸します(画像右)。土鍋はそのまま食卓に出して熱々をいただけますね。
(ちなみに丸網16cmは土鍋「ORIBEさん」8寸、19cmは9寸にぴったりサイズです。8寸に19cmも使用可能です。その場合は蒸す食材の高さに注意してください。)
2. 遠火
コトコトと煮物などを作るときに、丸網を使うと焦げ付かない。
3. コンロに小物道具を乗せる
ミルクパンなど直径が小さい鍋、ごま煎り(焙烙)、土瓶など、底がコンロより小さいときに丸網を使います。
安定性があるので火をかけても安心です。
小さな琺瑯ボウルでバターを溶かしたり、ソースを作るときにも!
丸網は万能だから、気がつくと毎日のように使っている...。
台所の「七つ道具」的な存在です。
台所の脇役も使い捨てではなく、ずっと使って気持ちがいいものを、というstudio482+の提案です。
ずっと使えるステンレスの丸網を、暮らしに取りいれてみませんか?
辻和金網の丸網(16cm)商品ページ
https://studio482.theshop.jp/items/7814402
辻和金網の丸網(19cm)商品ページ
https://studio482.theshop.jp/items/7814454