2018/09/04 14:02

studio482+をオープンしてからずっと販売をしている商品のひとつに、加藤智也さんの「すり鉢」があります。

その美しく、実用性と精神性を兼ね備えているすり鉢に惚れ込み、彼にラブレターばりの手紙を書いたのは5,6年前だったか。
工房で彼の作品であるカフェオレボールを「すり鉢にしてください!」とお願いして製作していただいた「Chai」も、今やstudio482+を代表する作品となっています。
拙著「野菜たっぷり すり鉢料理」(アノニマスタジオ)は、加藤さんとの出会いがなかったら、出版されていなかったと思います。

加藤さんなしでは、今の私の仕事はないぐらい...。
彼は私の恩人です。

その加藤さんに会いたくて、久しぶりに仕事場へお邪魔させていただきました。
場所は岐阜県多治見市。いつもの笑顔で、男前の加藤さんが出迎えてくれました。


「土物って不思議な力がありますよねぇ。」と言う私に、
「土物というのはアタリがやさしいですよね。他の素材にはない独特のやわらかさがあると思います。」と加藤さん。

「親がすり鉢でとろろ汁を作っていたのを見て育ちました。香りや音などを感覚で覚えていて、今は僕がとろろ汁を作っています。それを今度は子供に教えていく。そうやって親から子へと繋ぐことができるのが嬉しいです。」
とニコニコしていた加藤さんが印象的です。

私が大切にしている「台所道具の心」の話で盛り上がって、なんだかホクホクとした気持ちで帰ってきました。


彼のすり鉢は人気がありすぎて、窯元では再来年の3月まで、予約でいっぱいだそうです...。

studio482+にはスローペースながら定期的には入荷しています。Sold outの場合はお問い合わせください。
欠品の場合のご予約は承りますが、いつ頃に入荷するか、はっきりとしたお答えができませんことを、何卒ご容赦くださいませっ。