2019/01/10 14:11




台所には欠かせない道具「おたま」。

土鍋には木のお玉がいいと、あちこち探しましたが、その多くは深さが足りず、汁と具材をしっかり囲ってくれるお玉になかなか出会えませんでした。

2,3年前に見つけたおたまがこれ。





広島県の宮島で明治時代から木工製品を製作している「宮島工芸製作所」の「特上直角お玉」です。

国産のサクラを使い、職人が最後まで丁寧に磨き上げています。

木のおたまは当たりがやわらかなので、土鍋や鉄鍋ような道具と相性が良く、持ち手も熱くなりません。

また、「特上直角お玉」は、持ち手のカーブが手に馴染んで使いやすく、軽いのでストレスがありません。

木のおたまを使ってしまうと、金属製のおたまを使うと重くて硬くて、すぐに木のおたまに持ち替えてしまうほど、木のおたまは使いやすいのです。


「特上直角お玉」は「台所にこの道具」(アノニマスタジオ 宮本しばに著)の「木べらとおたま、そして手」の項でも登場しますよ〜。


©Satoko Noguchi


これは「酸辣湯焼きそば」です。

土鍋とおたまが大活躍!もちろんレシピも掲載しています。


ちなみにわが家の「おたまはん」はどんどんアメ色になり、今ではこんな感じです。



左がわが家の「おたまはん」。

いい色ですねー。風格が付いてきてきましたっ。


おたまの「頭」は丸ではなく、楕円形です。

この形には意味があるのです。

楕円の方が、汁を器に入れる時にこぼれにくいのです。

最後まで汁をすくえるのも楕円ならでは。

穴が空いているので吊って保管できます。こうするとカビもつきにくく、すぐ乾きます。


©Satoko Noguchi


木材の使う部分でデザインが違います。

波模様や、縞模様もあります。



磨きあとの線が入っている箇所がありますが、これは手仕事のあと。キズや失敗ではありませんので、ご安心を。

使っていくうちに消えてしまいます。

お玉は選べませんけれど、出会ったところが我が人生。届いたお玉を我が子としてお迎えくださいませっ。


「特上直角おたま」

https://studio482.theshop.jp/items/15928337