2021/02/10 15:13


「陶房 窯八」は南アルプスの麓にひっそりとあります。
studio482+からは車で1時間半弱。車で行けるところにこんな素敵な窯元があったなんて!

窯八は年に3回、薪窯で赤松だけを使って、4日間かけて焼きます。
(最近は作品の数も多くなってきて間に合わなくなり、灯油窯でも焼いているそう。)


窯八の作品は器、蓋物、花瓶、急須など、生活を愉しむための作品が多く、素朴ながら力強さを感じます。
どっしりと風格のあるものや、灰釉を使ったマットな白ベージュの皿。土っぽさを感じる作品が目を引きます。
パリでの企画展出品や、香港などからもオーダーが来るそうで、今は吉兆からの依頼で小さな土鍋を製作しているそうです。

今回、お邪魔させていただいたのは、土瓶や土鍋など、台所で使う土ものの制作依頼です。
実はつい先日、我が家で使っていた土瓶をあやまって割ってしまい、それまで土瓶で煮出していた三年番茶をステンレスのヤカンで煮出したところ、味がぜんぜん違うのに軽いショックを受けました。知っていたはずの道具の味の違いですけれど...。お茶の味がこんなに違うなんて...。
土ものはどんなものも、食材の旨味をしっかり引き出してくれて、しかも味をマイルドにしてくれるということを、今回は土瓶で感じたわけです。(土鍋はもう実証済み〜。)

studio482+で扱っている土楽の土瓶は、数年に1回入る程度で、お客様からのお問い合わせをいただくも、お断りすることが多く、ずっと土瓶を探していました。
で、やっと見つけた窯八の土瓶!!
取っ手は真鍮です。
竹は焦げることがあるので真鍮にしました、と窯八代表の大橋陸さん。


そして今回、目に止まったのは「煮込鍋」です。
コロンとかわいい、だけじゃなく、力強さとおとなっぽさを感じる煮込鍋です。
シチュー、カレー、スープ、おでん、うどん、ポトフ...。
ごはんも炊けます!
オーブンも使えますから、グラタンもいいなぁ。

この煮込鍋はひとつ、我が家にお嫁入りしたので、いろいろ試してレポートします(インスタにアップしますー)。

この2つ、4月に開催予定の大阪のGULIGULIでお披露目できるといいなぁ。

 
陶房 窯八の大橋睦・恭子さん。
良きご縁に感謝。