岡田製樽のおひつ「冴」(ステンレスタガ 3.5合)
¥ 17,600
創業70年「岡田製樽」のおひつです。
昔ながらの製法で樽を製造している会社です。
炊き上がったごはんのおいしさを、もう一段上げてくれる「おひつ」。
温かいごはんの余分な水分を吸い、ごはんが冷めたら今度は湿気をごはんに戻し、ゴワゴワにならないようにする。それがおひつの役割です。
ごはんをよりおいしくするために、昔の日本人の知恵が詰まっている台所道具です。
《特徴》
材料である木曽さわらは天然ものを使い、塗装等は一切せず、一つ一つ職人さんが手でおひつを作っています。
さわらは吸水性、速乾性、殺菌作用があり、軽いのが特徴です。まな板にもよく使われる木材です。
さわらの香りはやんわりとしているので、ごはんの香りを消すことはありません。白木の美しい木目も特徴です。
蓋は建具・家具製造の技法を用いて強度を強められ、また上から見ると木口が見えず、デザイン的にも優れています。
《銅タガとステンレスタガの違い》
岡田製樽では銅タガとステンレスタガ、2種類のおひつを製造しています。
銅タガは本体と蓋の「縁」の加工はありません。ステンレスタガは薄くなめらかにしています。(画像6)
銅タガの太さは8mm、ステンレスタガは5.5mm。
サイズ、使われている木等は同じです。
銅タガは昔ながらのデザイン。ステンレスタガはデザイン性を追求したものとなります。
《サイズ》
銅タガ、ステンレスタガ共通サイズです。
「2合」「3.5合」の直径は同じ。高さが2cm前後違います。
5合は直径、高さとも3cm前後大きくなります。
(2合サイズは高さが低く、直径は少し大きいので、おむすびを入れるのに程よいサイズです。おひつが軽いので、おひつを風呂敷に包んで野外で楽しむこともできますね。)
*** おひつのお手入れ ***
1. ご購入時
すぐに使われる予定がないときでも、まず荷を開け、全体を水洗いし、酢水(水1ℓに対し大さじ2~3杯の酢)を入れ、2時間ほど置き、木のあく抜きをしてください。
こうすることでヤニをふせげます。(ヤニは木の油分で、水に強いサワラ材には特に多く含まれています。全くの無害ですのでご安心ください。)
2. 普段のお手入れ
《使用前》
①全体を濡らす。(ご飯が付きにくくなります)
②布巾で水分を拭き取る。(特に底周り、小口など水のたまりやすい所を念入りに)
《使用後》
① 他のものとは別にして置き、水を張り、20分ほど置く。(残ったご飯粒が取りやすくなります)
② 洗剤を付けずに食器洗浄用スポンジで洗う。(水洗いで取れない汚れの場合は、食器用中性洗剤で洗った後、よく水洗いしてください。)
③ 布巾で水分を拭き取る。(特に黒ずみが出やすい底の周りや小口。しっかり拭き取ってやると、乾燥しやすくなります)
3. 乾燥
① 日陰の風通しのよいところで、立てかけるように上向きにして乾かす。
② 時々見て、乾いてない箇所ができるだけ空気に触れるよう向きを変えてやり、しっかり乾燥させる。(十分乾燥させることで黒ずみを防ぎます)
4. 保存
しばらく使わないときは、新聞紙などで包み、あまり湿度の影響を受けない棚の上などにしまう。
《タガについて》
できるだけタガ落ちしないようにきついタガきつい底を入れています。ただ木製品は湿度の影響を受けやすいため、長いこと使わずに出しっぱなしの状態で保管していると、桶が乾燥し過ぎ、タガが落ちる場合があります。湿度の影響をあまり受けないように保管してください。
落ちないようにするためには、おひつを適度に使うことでタガ落ちは防げます。
もし、タガが落ちてしまった場合は、タガを元の位置にもどした後、飯台に水を張ってください。木が膨張しタガが留まります。
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サイズ
3.5合 約W21 x H14cm
木材:木曽さわら
タガ:ステンレス
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「おひつ」をご注文されるときは、必ずお読みください!
このおひつは、より良い状態でお客様のお手元にお届けするため、ご注文をいただいてから岡田製樽で製作され、そのまま直送(徳島県から)となります。
そのためご注文いただいてからお届けまで1週間前後のお時間を頂きます。
おひつは佐川急便での配送となります。
(こちらの商品は送料無料です。)
注文後のキャンセル不可
* 岡田製樽ではアフターサービスをしています。同封のお取り扱い説明書をよくお読みいただき、直接、岡田製樽にお直しを依頼してください。
• タガや底板の入れ替え
• 黒ずみが出てしまった場合の削り直しなど。
*岡田製樽のおひつは1合、2合、3.5合、5合、8合、10合がございます。
オンラインショップに掲載していないサイズはお問い合わせください。
ブログに掲載しました。
https://studio482.theshop.jp/blog/2018/05/14/112813