加藤智也さんのすり鉢「Chai」6寸(鉄黒・藁白・藁灰)
¥ 5,500
山只華陶苑・加藤智也さんの作品です。
すり鉢「Chai」は加藤智也さんがカフェオレボールとして制作したものをすり鉢にしていただけないかとお願いし、studio482+のために制作していただいたものです。
このすり鉢でホールスパイスを擂ってインドのチャイを作りたい。そんな想いから「Chai」と名付けました。
大きすぎず、小さすぎず、程よい大きさで、置き場所にも困りません。しかもこのサイズでほうれん草1袋分(4人分)の胡麻和えが作れるサイズです。
このすり鉢の最も特徴的なのは、そのすり目です。
山只華陶苑の7代目、加藤智也さんは約9年を費やして「波紋櫛目」を完成させました。美しいデザインのすり目は擦る時間を短縮させ、摩擦熱が少ないので香りが高く、胡麻をすったときの香りは驚くほどです。また利き手関係なく、どちらに回してもすることができます。
多治見市高田区の土には元々、ガラス質が含まれています。大小の粒子が混在している土で、焼き上げると独特のざらつきが生まれます。
すり目が丈夫になり、より擂りやすく、また掃除しやすくなります。
ぞれぞれの色は藁を灰にして入れた釉薬を用いています。染めた色ではなく、藁と釉薬が火を入れることで還元し、このような色になります。ひとつひとつ、微妙に色が違います。
潰す、叩く、擂る、ボウル、器、5役こなすのがすり鉢の良いところ。そして作った料理をそのまま食卓へ出せます。
豆腐を潰したり、豆を潰したり、和え物、ナムル、サラダ、ペスト(バジルペストも作れます!)など、毎日のように活躍するすり鉢です。
器として使うこともできますので、そのまま食卓へ。洗い物も少なくなりますし、ほどよいサイズなので置く場所にも困りません。
すり鉢は「手動ブレンダー」。料理を美味しくする日本の伝統的な道具です。
《お買い上げいただく前に》
1. 内側すり目の色は個体よりすべて違います。また、使用していくと色が変わることがあります。(画像5、6)
2. 個体により、内側のすり目に塗られた釉薬が白っぽくなっています。品質には全く問題ありません。すり具合は変わりませんのでご安心ください。(画像6)
3. 黒い斑点は土に含まれている鉄分が高温で還元焼成することによって現れる現象です。山の土をそのまま使ってできる特長です。ご理解下さいませ。(画像7)
studio482+で扱うすり鉢はすべて加藤さんがろくろを回して製作しています。ひとつひとつ手で成型して窯焼きしているため、サイズ、色は少しずつ違います。
またPC環境により画像と実際の色が異なる場合があります。そのことをご了承の上、ご注文ください。
__
直径17.5cm
高さ約8.5cm
容量500cc(すり目の部分まで)
*こちらの商品は滋賀県「MIHO ミュージアム」のショップで販売中です。
__
山只華陶苑・加藤智也さんのすり鉢「Chai」についてはブログで。
https://studio482.theshop.jp/blog/2019/04/19/143208